いち女性ファンが「バレンタイン・ハンター」を語ってみた
こんにちは。ちるりです。
お誘いをうけまして、渕上舞さんについてブログを書いて見ることにしました。
今回のテーマは「女である私が『バレンタイン・ハンター』について語ってみた」。
MVや歌詞が話題になっている曲であり、散々語られている曲ではありますが、私なりの視点で書きたいと思います。
先出の方の記事と内容が被っている点も間違いなくあると思いますが、私が感じたこと、考えたことを素直に書くつもりなので、そこはご容赦ください。
というわけでひとまずMVをご覧ください。なんとフルサイズ。ありがとうランティスさん!
始まった瞬間からラテンのようなノリかと思いきや、EDMっぽさもあり、ほんのり歌謡曲っぽさもあるような…。
思わず体が動き出してしまうけれど、聞いているうちに舞さんのキュートな魅力に取り込まれ、何回もリピートしたくなるような、不思議なパワーを持った曲です。
さて、この曲は「タイトルやビジュアルが先に生まれた」ということを舞さんもおっしゃっていたので、ビジュアルについて語らねばならないでしょう。
(年齢非公表なので恐らく)年上である舞さんが、フリフリのピンクのロリータに白のニーハイを着て、歌って踊っているのです。
大人の女性が、「かわいい」を身に纏い、人前に出てきているのです。
初めてMVを見た時に
「いくつになっても着たいもの着てウキウキしてもいいよね!!」
(もちろん似合う努力をするという前提は必要)
と力強く思ったのをよく覚えています。
かわいいのは衣装だけでなくて、リップ、チーク、アイシャドウにネイルまで、全てピンク。極め付けは目尻に泣きぼくろに見せかけたハート。
清々しいまでに「かわいい」に振っているものの、派手に見え過ぎないのはゆるく巻かれた髪やインパクトのある衣装とバランスが取れているからでしょうか。
…とは言え、アイシャドウで目尻を強調して大人っぽくなっていたり、メイクで使っているピンクも落ち着いた色味なので、メイクさんの腕も間違いなくあります。衣装の色も柔らかめなので、上手く調和しています。
アイラインもガッツリ入っていますが、あまり跳ね上げていないのでキツく見えません。『声優グランプリ』2020年2月号の裏表紙の上目遣いが非常に映えています。
(表紙の斉藤壮馬さんもとても良いので良ければぜひ)
…… と、さすがビジュアルにも非常にこだわって作られているMVです。
MV内で旗を振りながら
「いざ命をかけた バレンタインデーが始まるの」
と歌いあげる舞さんは、初めて見た時に
「まるでドラクロワの『民衆を導く自由の女神』のようだ」
と感じたものです。
かわいさと力強さ、気高さの両立が見事なMVです!
と、MVやビジュアルについて語ったところで、歌詞について。
非常にインパクトのある言葉が並んでいますが、私が特に注目したいポイントは
「ランキングなんてただの世迷言」
という言葉です。
と言うのも、こんな写真を撮っていまして。
これは今年、バレンタイン前後に行われている日本最大のチョコレートの祭典とも言われる「Amour du Chocolat!」に初めて行って驚いたものです。
世の中の女子は、私の予想以上にランキングを気にするのか。と。
1位のオードリーはいつ行ってもほぼ商品がなく、逆に何なら買えるのか!と突っ込んだものです。 このランキングは毎日更新されており、確かにここに挙がっているお店のブースはかなり並んでいた記憶があります。
ランキング上位のお店は私も
「そんな人気ならばきっとおいしいのだろう」
と特に気にして見ていた私がいたことも思い出し。
「人気ならばきっと間違いない」
という気持ちも非常に良く分かります。買い物で失敗したくないし。そして、
「人気なものを手に入れている私」
を自慢したい、という気持ちももしかしたら少なからずあるのかもしれません。当時働いていたお店にも、当時
「ここのチョコ買えたの〜!」
と話しているマダムや若い女性も多くいらっしゃいました。
もしかしたら舞さんもランキングに左右され、流行っているから、ランキングで上位だから、という理由で買う女子/女性に対して
「自分を信じて進め!」
と思ったことを織り交ぜたのかもしれません。
やはり意中の男性を落とすには、自分の気持ちに素直になるのが、一番気持ちが伝わるのかもしれませんね。
あまりメイクや衣装に深く突っ込んだ話はなかなかないかなと思ったので、特に深めに突っ込んでみました。
ツイートでバーッと書くとはあっても、めったにブログを動かすことがないので、なかなか大変でしたが、書いている間は舞さんのことを考えていられてとっても楽しかったです。
書いているうちに書きたいネタも浮かんできたので、また書きたいと思います。
それではまた。