ちるりのメモ帳

ちるり(@chil_imc)の長文投稿用ブログです。

たくさんの「愛」を受け取って。そして、次の「旅」へ!!〜UMake4th東京公演感想

2021年10月17日。

UMake 4th Live Tour「Love」東京公演!

……だけど会場変わって舞浜アンフィシアター公演!参加してまいりました!

 

久しぶりにUMakeの現地に行くことができて本当に幸せでした。

1st、2ndと参加し、3rdは大阪に参加予定が無観客配信に切り替え、追加公演も中止。

なので、本当に久しぶりのUMakeでした。

札幌だけ配信で見て、あとは現地に取っておこう!と他の公演は見ていなかったので、ドラマは導入と後日談しか見れておりません。でもなんか良かったからいいや。

アンフィシアター自体は2回目で、今回席は何と5列目。しかも下手側=ヨシキさん側。円形ステージを真横から見る位置ではありましたが、近さに慄いていました。横顔がとても美しかったです、と先にお伝えしておきます。

 

以下、若干割愛しながらの感想です。

 

AIR


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札幌では最後にやっていた「AIR」が、まさかの1曲目!!(映像は札幌)

2人はステージにいないのに歌声が聞こえてきて、しかもAIR。最初驚いて混乱しているうちに、ギターを弾きながら中央から上がってくる2人!!

アンフィならではの演出に私のテンションもいきなりフルスロットル!!

札幌ではヨシキさんはいっぱいいっぱいながらも頑張ってギターを弾いていた印象がありましたが、今回はかなりギターも歌声も安定して、堂々と演奏されていましたね。ツアーでの成長度、恐ろしや。

 

当たり前ってことがいつも 愛おしいって思えるから

 

で3rdに思いを馳せて、今ライブを見られているありがたさに感謝し、じーんとしていました。UMakeからゆめんどへのド直球の愛を、ようやくしっかり受け止められました気がします。

でも曲は明るく、乗るのが本当に楽しい!ああ、これがUMakeのライブだ!!と久しぶりの感触に喜びもMAX。思わず膝や頭で軽くリズムに乗るように動き、演奏や歌を存分に楽しむことができました。

 

 

HOME


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この曲を好きになるまで実は紆余曲折ありまして、今ではすごく大好きな曲になりました。

※参照:

stand.fm

好きになれた2ndぶりに聞いて、当時の気持ちや2ndで見た景色を思い出して涙腺がだいぶ緩んでいました。たぶんこれからも聞くたびにうるっとしてしまうんだろうなあ。

 

 

drop

この間(?)のゆめラジで1コーラス発表されていた曲ですね。「曲できたからやっちゃえ」で新曲を放り込んでくるスタイル、愛してますよ。

UMakeには意外となかった爽やかさとほんのり切なさの混ざったエモーショナルなメロディがとても好きで、アレンジがついて更に最高になってました!!フルで音源出るの楽しみ。

 

 

六畳一間のエンターテイナー

未だコロナ禍にある中で、この曲を聞くことができたのは大きかったと思います。

これは寝る前や仕事に疲れた後によく聞いていて、冬の陽だまりみたいなあたたかさを感じていて、心をゆっくり解いてくれる曲でした。

生きることはいつだってやめられるけれど。それでもせっかくならもう少しだけ、この世界で生きていけるように。

曲の優しさと、最後のいとーさんの「SMILE」の慈愛に満ちた柔らかい笑顔が本当に素敵でした。

 

 

Junction

私がUMakeで寝る前に聞く曲その2、さらに今回どうしても聴きたかった曲です。

生きているといろんなことがあって、苦しいこと、辛いことがたくさんあって、それでも生きてかなくちゃいけなくて。

過去に人生を進めていくための選択が合っていたのか?ていうかそもそも私はこのまま生きてていいのか?てか生きている価値はあるのか??

とここ1〜2年ほど思い悩むことがとても多かったのですが、この曲を聞くと「大丈夫だよ」と言ってくれているようで、たくさん助けられていました。

特にこの曲の間奏のギターソロから

 

差し出される 手を掴むような

分岐 これはきっと

 

心の底から願っているよ

 

のパートが大好きで、生で聞けた時には涙腺が緩んでしまいました。ここのヨシキさんの歌声はCD音源も大好きだったのですが、生で聞くと心に飛び込んでくるようで、溢れる気持ちを抑えねばと思わず手を祈るように組んでしまいました。

 

 

晴れ男、晴れ女、雨男。


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私がUMakeの中でも好き過ぎて特に狂ったように聞いてしまう曲、堂々の第1位です。ドラマを挟んだとはいえ、「Junction」と連チャンでやられたのでテンションがおかしくなるかと思いました。

とにかく「曲」が好き。歌も、歌詞も、演奏も全てが好きで、インストの再生回数もたぶんトップだと思います。知らんけど。特にドラムとベースラインが好きで、とにかく生で聴きたかったので、現地で浴びられて幸せでした。演奏を聞いていて「気持ちがいい!!」ととにかく体が動いてしまいました……。横には動いていないので許してください。

でも大サビの「ダメなのさ」のドラムが好き過ぎて、そこはバッチリドラムの田辺さんをガン見していました。とっても楽しそうに叩かれていて、こっちまで楽しかったです!!この曲を最高のメンバーで生演奏されている空間にいられて幸せでした。

歌詞の展開もちゃんと雨男が認められてハッピーエンドなのがエモですよね。散々高まってからの「SUMMER☆MONSTER」は天を仰ぎかけました。ジャンプすると体力持っていかれるので、膝の屈伸で上下していました(これは1stの反省)。

 

 

ダブルレインボウ〜星の海


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雲の上までふわりと浮かんでから、星空を滑るように飛んでいける展開に拍手。「ダブルレインボウ」の浮遊感と「星の海」の空間の広がり方が大好きなので、空繋がりで連続でやってくれて嬉しかったです!!「星の海」が来るとは思わず、歌い出しの「Believe」で思わず思いっきり息を吸い込んでしまいました。声は漏れてなかったと信じたい。

 

6月の約束〜Darling!


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テーマが「Love」なのにこの曲たちやらんなって思ってたら、本編最後にきましたね。ドラマも無事2人とも結婚式挙げてて最高にハッピー!!なエンドでしたね。からの「Darling!」の多幸感たるや。

 

ブレイバー!!

ここからアンコール!大阪で初出しされて、私は歌詞しか分からなかったので、やっと聞けた!!と感動しました。言葉の言い回しやアレンジは力強いのに、メロディや歌詞で言っていることは優しくて繊細さもあって、この不思議なバランス感がUMakeだな〜としみじみ。

 

「大丈夫」が魔法の言葉になるように

 

私は誰かに「大丈夫?」って聞かれたら、本当は辛くても隠して「大丈夫」と反射で答えてしまうんです。でもそれを「魔法の言葉になるように」と歌ってくれるのは、辛さを隠す言葉じゃなくて、自分を本当の意味で「大丈夫」だと信じるため、「勇気」を持つための言葉になりますようにと願ってくれているようで、後ろから追い風を吹かせてくれているような優しさを感じました。背中をドンと押すというより、そっと向かうべき方へ向かせてくれるくらいの優しさは、私にはとても心地が良く、UMakeが大好きな理由を再確認しました。

 

1番のBメロで3拍子→戻ってすぐサビに入るところが好きです。

今度はみんなで「Braver!」ってコールできますように!!

 

 

あなたを夢中にさせるうた

この曲は心がぐちゃぐちゃのまま行った2nd(当時何があったのかは「HOME」の話をしているstand.fm参照)で聞いて、不思議と力をもらってがむしゃらに人生を走ったら、気づいたら今こうして社会人ができていて、私の人生において重要で大切で特別な曲でした。

この曲は確定だろうし、今聞いたらどうなるのかなあって思っていたのですが。

笑顔で聞くことができました。

混乱してこれからどうしたらいいのか分からなくて、人生のどん底にいた私を救い上げてくれた曲を、今は楽しく聞けたことに、何となく時間の経過と何とか生きていられていることを確認できた気がします。むしろ会場向かうために家を出る直前で聞いてた時は泣きかけたので、何故全く泣かなかったのかは今でもよく分かっていませんが、きっと幸せ!!楽しい!!という気持ちが勝ったんだと思います。

 

 

TRIPPER!!


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まさか。まさかこの曲を、しかも最後に、3rdの「忘れ物」に言及した上でやってくださるとは。ヨシキさんは5/16のインスタでも「忘れ物」という表現をしていたのですが、私は延期になった4thの残りの公演のことだと思っていたんです。

 

 
 
 
 
 
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でもそれだけじゃなくて。

3rdのこともずっと頭にあったのだと思います。3rdで有観客で大阪でできなかった。大阪の振替も、追加公演もできなかった。3rd〜4thではたくさんの公演が中止や延期になり、思い通りにならないもどかしさ、どこにもぶつけようのない悔しさを、私たちだけじゃなくて、いとーさん、ヨシキさんをはじめ、バンドメンバーやスタッフの皆さんも抱えていたのだと思います。

 

かく言う私も3rd東京公演のBDは買ってこれでもかというくらいに見たのですが、それでもどうしても参加できなかったことが悔しいまま、でも「しょうがない」としか言えなくて、「しょうがない」で無理やり「悔しい」を押し込めながら日々を過ごしていて、でもこの気持ちを何とかしたいと、3rdのTシャツを着て4thに参加していたのです。

 

曲の最初にステージの中央部分が下がったと思ったら、演奏しながらトランペット、サックス、パーカッション、コントラバス、ヴァイオリンが上がってきて、まるでパレードが来たようなワクワク感に、私のテンションメーターが完全に振り切れていました。

ただでさえキラキラしてワクワクする曲なのに。

楽しい。楽しい。楽しい。音楽を生で聞くのはこんなにも楽しい。

いとーさんもヨシキさんも本当に楽しそうで、これでもかというくらいに歌声を響かせ、ヨシキさんの「見えてるよーーー!!」にグッと湧き上がるものがあり。

ただただ「幸せ」を感じられたあの時間は本当に忘れられません。

 

3rdの表題曲だった「TRIPPER!!」を、「3rdの忘れ物を拾って」、「次の旅路へ向かうために」、さらに楽器を追加して大迫力の演奏で、最後の最後に歌うことで、みんなが抱えていたどうしようもない気持ちをしっかりと救い上げ、昇華してくれました。

「ゆめうた」が終わった時点でもう「またUMakeのライブに来られて幸せだった」という想いでいっぱいだったのに、「TRIPPER!!」が終わると心の片隅にあった重さが消えていたのに気がついて、自分が思っていた以上に3rdに未練があったことに気が付いたこと、本当の意味で更に前へ進むために過去に決着をつけてくれたこと、そうしてくれた優しさへの感謝……。いろんな気持ちが混ざり合って、最後には思わず泣いてしまいました。

ステージの出口が近いのもあり、どうしても笑顔で送りたくて、2人が最後にステージからいなくなるまでは我慢したけれど、最後の映像が流れ、明るくなってしばらくは動けませんでした。

 

 

3rdから考えると、本当にいろいろなことがありました。

それでも、「いつかはアンフィでやりたいね」なんて語っていた2人が、本当にアンフィで歌う姿を見ることができ、UMake的に1つの到達点に来ても、これからも音楽活動を続けていってくれるのだなと感じ、たくさん私を助けてくれた彼らの音楽を、これからも楽しむことができる幸せを噛みしめることができました。

 

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これからも、UMakeの「旅」は続いていきます。

これからも、一緒に旅路を歩ませて欲しいと、改めて思いました。

ちゃんと「生きて」、また笑顔で、UMakeに会えますように。