ちるりのメモ帳

ちるり(@chil_imc)の長文投稿用ブログです。

「光」と「暗さ」の共存〜part1:Love Summer!〜

こんにちは。ちるりです。

 

思っていたより前回の記事が読んでいただいた方に好評だったので、調子に乗って第2回です。

 

 

舞さんの曲って明るい曲調の中にちょっと暗いというか、後ろ向きな歌詞が乗ることが多いんですよね。

というわけで、そんな曲たちについて語ってみようかと思います。

 

 

第一弾は「Love Summer!」。

youtu.be

トロピカルなアレンジでザ・夏ソング!という雰囲気ですよね。

彼女目線のデートでドキドキ!ウキウキ!な曲。

MVは舞さんとデートを楽しめるような映像になっていますよ。とってもかわいいのでぜひ。

基本的に明るくて夏の陽気と、刹那的な夏の切なさもちょっぴり感じる、素敵な曲ですよね。

とはいえ、最初聞いた時はあまりピンと来なかったんです。よくある曲だなあという印象でした。

 

しかし、そんな中で、歌詞読んでみたら、サビにちょこっと…見られるんですよね。

 

明日だって明後日だって 憂鬱な日は続くけど

今日だけは 忘れて舞い上がれ ほらユートピア

 

大胆な水着には チャレンジできなかったけど

今日だけは 忘れて舞い上がれ it's vacation

 

 夏の陽気な雰囲気、短い時間を全力で楽しもう!という気持ち。

でも、現実を見ると大変なこともあったけれど、この「今」だけは忘れてしまおう!

 

サマーソングというと、夏!暑い!!盛り上がれ!!!みたいなイメージが大きいと思います。

その中で、この「Love Summer!」には 「地に足がついた明るさ」を感じました。

日常が繰り返されていくけれど、今日だけは非日常。だからこの時間を精いっぱい楽しむ!!

 

等身大の楽しみ方をしていて、とても好感というか、無理していない雰囲気がとても心地良いなあ。

 

と感じた瞬間、この曲の主人公がたまらなく愛おしくなりました。

気分を上げたい時の私のテーマソングのようなものにもなりました。

 

明るい中にピリッとした要素があるからこそ、曲に深みが出てきて、何回でも聴きたくなる。

この絶妙なバランスが「Love Summer!」の素敵なところだなと思います。

 

 

歌詞カードとにらめっこしていたら、舞さんの素敵な笑顔に癒されました。

短いですが、また別の曲でも書きたいと思っています。

それでは。

いち女性ファンが「バレンタイン・ハンター」を語ってみた

こんにちは。ちるりです。

お誘いをうけまして、渕上舞さんについてブログを書いて見ることにしました。

 

今回のテーマは「女である私が『バレンタイン・ハンター』について語ってみた」。

MVや歌詞が話題になっている曲であり、散々語られている曲ではありますが、私なりの視点で書きたいと思います。

先出の方の記事と内容が被っている点も間違いなくあると思いますが、私が感じたこと、考えたことを素直に書くつもりなので、そこはご容赦ください。

 

というわけでひとまずMVをご覧ください。なんとフルサイズ。ありがとうランティスさん!

 

渕上 舞「バレンタイン・ハンター」

 

始まった瞬間からラテンのようなノリかと思いきや、EDMっぽさもあり、ほんのり歌謡曲っぽさもあるような…。

思わず体が動き出してしまうけれど、聞いているうちに舞さんのキュートな魅力に取り込まれ、何回もリピートしたくなるような、不思議なパワーを持った曲です。

 

さて、この曲は「タイトルやビジュアルが先に生まれた」ということを舞さんもおっしゃっていたので、ビジュアルについて語らねばならないでしょう。

(年齢非公表なので恐らく)年上である舞さんが、フリフリのピンクのロリータに白のニーハイを着て、歌って踊っているのです。

大人の女性が、「かわいい」を身に纏い、人前に出てきているのです。

 

初めてMVを見た時に

「いくつになっても着たいもの着てウキウキしてもいいよね!!」

(もちろん似合う努力をするという前提は必要)

 

と力強く思ったのをよく覚えています。

 

かわいいのは衣装だけでなくて、リップ、チーク、アイシャドウにネイルまで、全てピンク。極め付けは目尻に泣きぼくろに見せかけたハート。

清々しいまでに「かわいい」に振っているものの、派手に見え過ぎないのはゆるく巻かれた髪やインパクトのある衣装とバランスが取れているからでしょうか。

…とは言え、アイシャドウで目尻を強調して大人っぽくなっていたり、メイクで使っているピンクも落ち着いた色味なので、メイクさんの腕も間違いなくあります。衣装の色も柔らかめなので、上手く調和しています。

アイラインもガッツリ入っていますが、あまり跳ね上げていないのでキツく見えません。『声優グランプリ』2020年2月号の裏表紙の上目遣いが非常に映えています。

 

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(表紙の斉藤壮馬さんもとても良いので良ければぜひ)

…… と、さすがビジュアルにも非常にこだわって作られているMVです。

MV内で旗を振りながら

「いざ命をかけた バレンタインデーが始まるの」

 と歌いあげる舞さんは、初めて見た時に

「まるでドラクロワの『民衆を導く自由の女神』のようだ」

と感じたものです。

かわいさと力強さ、気高さの両立が見事なMVです!

 

 

と、MVやビジュアルについて語ったところで、歌詞について。

非常にインパクトのある言葉が並んでいますが、私が特に注目したいポイントは

「ランキングなんてただの世迷言」

という言葉です。

と言うのも、こんな写真を撮っていまして。

 

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 これは今年、バレンタイン前後に行われている日本最大のチョコレートの祭典とも言われる「Amour du Chocolat!」に初めて行って驚いたものです。

 

世の中の女子は、私の予想以上にランキングを気にするのか。と。

 

1位のオードリーはいつ行ってもほぼ商品がなく、逆に何なら買えるのか!と突っ込んだものです。 このランキングは毎日更新されており、確かにここに挙がっているお店のブースはかなり並んでいた記憶があります。

ランキング上位のお店は私も

「そんな人気ならばきっとおいしいのだろう」

と特に気にして見ていた私がいたことも思い出し。

 

「人気ならばきっと間違いない」

という気持ちも非常に良く分かります。買い物で失敗したくないし。そして、

「人気なものを手に入れている私」

を自慢したい、という気持ちももしかしたら少なからずあるのかもしれません。当時働いていたお店にも、当時

「ここのチョコ買えたの〜!」

と話しているマダムや若い女性も多くいらっしゃいました。

 

もしかしたら舞さんもランキングに左右され、流行っているから、ランキングで上位だから、という理由で買う女子/女性に対して

「自分を信じて進め!」

と思ったことを織り交ぜたのかもしれません。

やはり意中の男性を落とすには、自分の気持ちに素直になるのが、一番気持ちが伝わるのかもしれませんね。

 

あまりメイクや衣装に深く突っ込んだ話はなかなかないかなと思ったので、特に深めに突っ込んでみました。

ツイートでバーッと書くとはあっても、めったにブログを動かすことがないので、なかなか大変でしたが、書いている間は舞さんのことを考えていられてとっても楽しかったです。

書いているうちに書きたいネタも浮かんできたので、また書きたいと思います。

 

それではまた。

加蓮の誕生日によせて

本日は加蓮の誕生日ですね。

私がこの世で最も愛する女の子は北条加蓮である、と明言してますが、ある意味加蓮は私の救世主でもあります。私のTwitterでしばしば言っていることですが、改めて。

 

2017年の5月、私は鬱病に苦しんでいました(未だにちょっとひきずってはいますが)。全く布団から動けず、3日間飲まず食わずで、4日目の朝に胃は空っぽのはずが激しい吐き気に襲われるなんて事もありました。おかげで160センチ近くあるくせに体重が40キロ近くまで落ちていました。

そんなある日、ちょっとした気晴らしに、と思って始めたのがデレステです。もともとリズムゲームは得意というわけではありませんが好きでしたし、(女ですが)艦これをしていたのでいわゆる美少女ゲームも好きでした。

PROで苦戦しながらもちまちま進めつつ、布団に包まりながらスコアを伸ばすべくガシャを回した時にSR【煌めきの乙女】北条加蓮と出会いました。


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「この子は何故ベッドの上にいるのだろう?」

 

衝撃的な出会いでした。キラキラした世界で輝くアイドルのはずなのに。疑問を抱きつつ、回復だったので編成に入れ、親愛度MAXになったので、特訓をしたところ。

 

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キラキラの笑顔。

嬉しそうにステージに立つ彼女のまぶしい姿。

 

ドキッとしました。あんなに弱々しくベッドの上にいた女の子が、こんな素敵な姿で。笑顔で。

 

その後のシンデレラフェスで何度か10連を回したのですが、初めて引いたSSRが加蓮でした。それだけでなく、2枚目も何と同じ加蓮。運命の子なのかな、と思いながら、セリフやコミュを見て、この子を見守りたいと、担当になりました。

 

4thライブSSA公演の初日の後、感想をTwitterで見ていて、加蓮のステージを見てみたいと、何とかLVの当日券を押さえて、動かない体を無理やり動かし、フラフラになりながらも映画館へ走りました。そして楓さんも大好きだったので、あの流れで大号泣。

 

その後、5thライブでは気づけば大阪、静岡、福岡に現地参戦。福岡では加蓮P中心の打ち上げにも参加させていただき、語り合ったのはいい思い出です。

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大阪の後はかなり動くのが辛かったのですが、福岡ではライブ後に観光して帰るくらいの余裕ができていました。

 

「もしかして、かなりうつが良くなってきているのでは??」と感じました。

 

もちろん投薬のおかげもありましたが、睡眠導入剤が必須だった状態から、飲まなくても眠れる日が増えているのも明らかでした。病院の先生にも福岡まで飛んだことを伝えるとちょっと驚かれたほど。

 

アルバイトも少しずつできるようになり、休んでいた大学にも戻ることができ、かなり普通の生活に戻ることができました。加蓮の担当だから、隣にいられるようにと、おしゃれをしてみたり、ネイルをしてみたりもしました。

6thでは地元の愛知に加蓮が来てくれる!とワクワクし、2日とも大いに楽しみました。

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最初の出会いは互いに布団の上でしたが、加蓮がアイドルという煌めきに手を伸ばすのを追って、私も元気になることができたなと、いつも感謝しています。

もしかしたら、ベッドの上にいた加蓮がアイドルとして輝けるようになったように、私も今は寝てしかいられないけれど、いつかは輝けるのかな、と、当時の私は夢を見たのかもしれません。

 

今はシンデレラガールにあと一歩、というところまで来ている加蓮を何とかトップにしてあげたい、という思いが強いですが、いつかトップに立っても、その更に先へ、加蓮と一緒に飛んでいきたいと 、そう願っています。

 

加蓮は決して器用な子ではありません。最初はやる気が無かったし、意固地になって無理をしてしまうことも、周りを困らせることもあります。でも、加蓮のアイドルという存在への想いと、加蓮自身の魅力とその更なる可能性を信じて、プロデューサーを名乗っています。今では加蓮は色んなことに積極的で、楽しそうで、高みを目指す姿を見ると、この子のプロデューサーで良かったと思えます。

 

私は来年の春にようやく社会人になります。同い年の人たちのほとんどはとっくに社会人になって、既に後輩がいるような年です。

不安もあるけれど、加蓮が頑張るならば、私も頑張ろうと励まされます。加蓮ほどキラキラと輝くことはできないかもしれないけれど、私も、少しでも、輝けたらいいなぁ。なんて。

 

 

最後に。

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こうやって言ってくれるから、もっともっと、頑張ろうって思える。あなたが私のことを自慢に思ってくれるように、私も頑張るから。お互いに支え合っていきたいな。

 

世界で1番面倒くさくて、意固地で、負けず嫌いで、美しくて、キュートで、最高のアイドルなあなたへ。

お誕生日おめでとう。これからもよろしくね、加蓮!いつもありがとう!

 

 

キングダム入国体験記【後半戦】(※執筆中)

こんにちは。ちるりです。

 

キングダムの感想の続きです。

それぞれの曲の感想を書いていきます。こっちが本番かもしれない。

当然ながらネタバレしかないので、よろしくお願いします。

よければ前半戦も読んでね

http://chilim.hatenablog.com/entry/2019/07/01/195958

 

【Overture】

ロンドンの駅から汽車に乗り込み、夢の世界へいざ出発。

足元しか映ってなくても、何となく分かる子は分かる。細かい。

 

【ファンタジック☆プレリュード】

何だこれ。1曲目だけど。泣く。1番涙腺に来た。

「キングダムにようこそ」という想いにあふれた曲でした…ここが…非日常……

「夢のプレリュード〜♪」のところで真上から映すシーン、衣装の広がりも相まってとても綺麗でした。

お星様キラキラ〜!お城ドーン!!何だこれ!!!すごい!!!!でも何か感動でめちゃくちゃ泣ける!!!!

 

【THE WORLD IS MINE】

何だあのアカペラ。美しいけど低音もしっかり効いてて……聴き応えがすごい…!!

これが……QUARTET NIGHT…!!

かっこいい。かっこよすぎるぞカルナイ。ユニットとして1番好きかもしれない。

剣はずるいよ。嶺二さんハットかぶってるのかっこよすぎるんだよなああ!!!かっこよすぎる……

見た後にCD音源聞いても台詞が無くて物足りない。もう物足りない。ありがとうライブPV。補完してます。

 

【GIRA×2★SEVEN】

簡単だし楽しいからこのコールだけは予習しとけと言われて予習してました。ありがとうおかげでとても楽しかった。

天国というかホストクラブ………すみません。

今回のユニットごとのパフォーマンスを見ていて、

スタリ→正統派アイドル

カルナイ→クールかつ熱い、強者

ヘブンズ→セクシー

がテーマなのかな?と思ったので、ついそういう感想が…

終わったあとしばらく脳内でギラギラ言ってました。これは無限にリピートできますね…。瑛一さんの圧倒的センター感。

 

【Up-Down-Up!】

藍さんこんな歌も歌うんですね!!??

音也さんのワンコみが強くてとってもかわいかったです。ヴァンさんは一挙手一投足がかっこいいのでダメです。心を掴まないでください。

MCで言ってたけど、「藍さんがお姫様抱っこを提案して音也さんとヴァンさんがやる」「されるのが音也さん」なのが何かとても良かったです。

3人のバランスがとても面白いけれどしっかり調和している組み合わせでした。

 

【エゴイスティック】

なななななななな那月さんグワッ何ですかええ!!???あなたそんなお顔もするんですか!!!!??、?

(※書いている時点で3期まで見終わっておりますが、見た当時はさつきさんが出てくるところは見ていません)

演出……好き………かっこいい……皆さんかっこいい……太もものベルトがセクシー………

色気もある曲と演出だなと思って、蘭丸さんや瑛一さんは納得の人選なんですが、那月さんのギャップが凄まじくてインパクトのあった曲でした。

 

【Feather in hand】

マジLOVEキングダム演出部門最優秀賞です!!!

ただただ「美」の一言。スローモーションのカットを入れることを思いついた人は誰ですか。天才ですか天才ですね!!

人選と演出が噛み合い過ぎて光り輝いていました。水の演出が本当に綺麗だったんですが、更にドームが青空になるなんて…!!生で見たい…!!リアルに再現できないかなぁ………

余談ですが、エンディングのリハーサルの様子で、柱の上で瑛二さんが下見てるのがとてもかわいかったです。高いよね。でも本番かっこよかったです…

 

【相愛トロイメライ

組み合わせも全然知らずに見ていたので、

「あ〜ここに嶺二さんいたら私やばいな死んじゃうな〜〜」

「……………はい死んだ!!!私死んだ!!!!ありがとう組み合わせと演出考えた人!!!!!!」

……本当にありがとうございました。

ダークでファンタジックな世界観がとても好きです。フード…いい……

PVにもあるシーンなんですが、「爪痕をつけて〜♪」のところの嶺二さんの横顔がとってもセクシーでした……ああ……

振り付けもジャズダンスというのでしょうか。そんな要素もあって好きでした。衣装と相性が良かったのかな。

 

マジLOVEキングダム入国体験記【前半戦】

こんにちは。ちるりです。

さて今日はタイトルの通り

『劇場版うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEキングダム』

を見に行った感想を。

無論ネタバレあります!注意してください。

また、うたプリ初心者なので、何か失礼があったらごめんなさい。

 

https://youtu.be/Z3K7Y20REG4

↑映画のPVです。まだ見てない方はよければどうぞ

 

私の今までの流れ↓

小学校〜中学くらいにジャンプ系アニメは見ていた

中学〜5年ほど前までLDH(EXILEの事務所)のオタク

3年ほど前から2次元の世界に来る

普段はアイマス(765、デレ、ミリ、SideM、シャニ)に在住

最近は色々アニメを見つつ様々なアプリゲームに足を突っ込む

 

深夜アニメを見るという文化が私の中につい最近まで無く、うたプリはこれまで全く通ってきませんでした。

接点らしい接点は中学の友達がカラオケで絶対「マジLOVE1000%」を歌っていた程度。

おかげでコールだけできます。当時はトキヤさんと真斗さんの見分けがつかなかったレベル。

乙女ゲームもムズムズしてしまって苦手で…。今でこそ好きな声優さんが出演されているアプリゲームを少し触り、抵抗感はかなり薄れましたが。

 

そんな折、プリンセスの友人と諸事情あって4時間×1週間程度うたプリのアニメやら曲やらが流れ続ける空間を共有していました。

 

もはや洗脳。

 

「いや~乙女ゲーだし…私ジャニオタでもなし…エレガよりMONACAとArte派だし…」

(シンフォギアもじわっとはまってるしエレガも好きだよ!)

なんて言っていた私が、ある時

 

「…あれ。寿嶺二さんとても綺麗なお顔立ちでは?歌うまっ…」

「那月さん…かわい…かっこよいな…??そしてお歌がお上手…普段と歌声のギャップ…」

「蘭丸さん、あんなオラオラした見た目でめちゃくちゃ優しくないか???」

「いややっぱり嶺二さん見た目だけじゃなくてずるいよなんなんあの人!あなたがいないとカルナイ即刻解散してるしフォローにまわるの上手すぎるし大人~~~!!!」

とじわじわと沼に落ち始め…。

 

そして洗脳後、私の様子を見ていたプリンセスからついに

「キングダム入国しない??」

という旨の連絡を受け、

「見たら帰ってこれなくなるのでは??」

「でもめちゃくちゃ絶賛の嵐だし単純に興味ある」

「…嶺二さんのライブ、見たい…。」

微妙にためらいつつも承諾。1日なら安かった…し…!!

 

そしてついに当日。プリンセスの友人と応援上映にて参戦。

一言で言えば

「たっっっっっのしかった!!!!!!!!!!!」

曲もほぼ分からない。コールなんてもってのほか。

それでも、とっても楽しかったんです。1曲目でいきなり泣きそうになるし…。

画面の中では、一大エンタテインメントが巻き起こっていました。嶺二さんかっこよかった…ハットが本当にお似合いでした…

 

とりあえず今回見てて思ったのは演出の素晴らしさと、演出による「現実と2次元の融合」だなと。

現実の部分は

・東京ドーム(=現実にある会場)でのライブ

HE★VENSのフライングでワイヤーが見えている

・ステージごと飛ぶときにロープがちゃんとある

・床がスクリーンになってる(スタステで見た!)

などなど。炎とか水の演出もリアルでギリギリできそう。

 

対して2次元だから可能なことは

・衣装チェンジや移動がノータイム

・カメラワークとカメラアピールが完璧

・「カレイドスコープ」の演出全部

などなど。

現実と非現実が同居していることで、2次元と3次元の狭間にいるような、不思議でより非現実、非日常を感じることができたのかもしれない、と感じました。

アイマスのライブに何回も行っていますし、以前はドリカムやEXILEのライブにも何回も参加しており、演出に度肝を抜かれることも多々ありました。

 

https://youtu.be/nGl2la0Q6LA

https://youtu.be/1Oi0ayRYQGA

https://youtu.be/1Oi0ayRYQGA

(参考:↑ここらへん)

【追記&余談】

ドリカムのライブ映像をピックアップしていますが、ライブ衣装は「雪月花」の衣装を手がけた丸山敬太氏が担当されています。うたプリスゴい。

 

しかし『マジLOVEキングダム』は2次元だからこそできることも多く、現実っぽさを混ぜつつ、それをフルに活かした演出だったと思います。東京ドームの屋根、ほんとは開きませんからね。

東京ドームの屋根開けて、きれいな夜空を背景に花火ドーン!!は…あまりに夢の世界でした。

 

極めつけは、始まっていきなり

汽車が空を飛んでいき、アイドル達が塔の上から飛び降り、城がドーン!!とできたら、そこはもう非現実ですよねー…!!

でも、現実と2次元、どっちにいるか分からない感覚って、いいですよね。これこそ2次元アイドルコンテンツを楽しむ醍醐味だと私は思っています。

 

演出もどの曲もとてもとてもよかったので、1曲ずつ書きた…い…

ので、後半戦へ続きます。

それではまた。

 

p.s.とりあえず1000%見始めました。

 

 

あの日、エコパアリーナは金色に包まれた。〜SideM静岡公演発売に寄せて

こんにちは。ちるりです。

 

先日、アイドルマスターSideM 3rdLIVETOUR静岡公演のBlu-rayが発売されましたね。というわけで、その時の「GOLD〜No.79〜」のお話を。

この2日目に、私は自力では外してしまったものの、フォロワーさんに拾ってもらい、現地で参加していました。

この日は千秋楽だったこともあり、次郎さんソロが(ほぼ)確定。次郎さん担当としては前日から気が気ではありませんでした。

 

チケット見た時からまさかまさかとは思っていました…が……

 

最前ブロック13列目。

しかもでべそならぬセンターステージ寄り。

 

開演したら、目の前にアイドルたちがいるではありませんか!!

「Reason!!」でテンションが上がりまくっている最中、私は山下次郎役の中島ヨシキさんを見て、違和感を覚えました。何か、いつもと雰囲気が違う…でもちょっと遠くて分からない。

 

 

そのまま曲が終了。MCに入った途端、真正面にヨシキさんがやってきて心の中で慌てる私。そしてふとヨシキさんが横を向いた瞬間、違和感の正体に気がつきました。

……そう。髪型。いつもはやってもセンター分けまでだったのに。今日は。更に結んでいる。

結 ん で い る。次郎さんの。アイドルモードの。髪型。そのまま。

 

「あ、今日、ソロ、やるな。」

 

と確信した私は緊張とワクワクが入り乱れ、訳のわからない感情に押しつぶされそうになりながら、でもライブが楽しくて。目の前で見れたS=MやLoS。クリスさんソロの、新大陸を見つけたときの嬉しそうな姿。Opusでは2人の感情がぶつかり合い、すれ違い、最後には1本の映画を見たような充実感。本当に大好きで、どうしても生で聞きたかった都築さんソロ。

 

ああ楽しい。ブラボー!!

…そんな時に、突然オレンジの光が。そして、流れ始める特殊イントロ。

次郎さんの色はオレンジ。そう。来てしまった。この時が。ついに来るのだ。何ということだ。突然流れて歌い始めて狂喜乱舞するつもりだったというのに。覚悟を決める時間を与えられてしまった。…とりあえずUOを。ペンラももちろんオレンジだ。さあ。来るなら来い。覚悟なら…………………出来た!!

 

一瞬の暗転。流れ始めた、あまりに聞き慣れたイントロ。UOは折った。…さあ、来い!!!!

 

歌が始まる。降り注がれた照明。そこにいたのは、豪華な椅子に気だるげに座りながら歌うヨシ…

いや、あそこにいるのは、アイドル・山下次郎そのもの。私がこうあれと思い続けた、「GOLD〜No.79〜」の世界、そのものではないか!!!!私が伝えたかった、大人で、気だるげで、そこがセクシーで、それでもパフォーマンスを見た人たちの心を捕まえに行くギラギラした熱さ…山下次郎のアイドルとしての魅力が、今目の前で、現実で、これでもかと披露されているではないか!!!!!

私が今いるのは…現実?それとも、315プロが存在している次元??

 

しばらくすると椅子からゆっくりと立ち上がり、ゆったりとセンターステージに向かってくる。ああ。歩いているだけなのに、キラキラしてて、セクシーで…かっこいい……!!

想楽くんと雨彦さんを従え、目の前で繰り広げられるパフォーマンス。大人の余裕と色気を振りまきながら歌い踊る次郎さん。

 

『君が望んだ君ってやつがチョット

俺のキッカケになるってことも

あるのかもしれない』

 

スタンドマイクを抱え込むように歌い上げる。想いが、次郎さんの「本気」が伝わってくる。私は涙が出そうになる。私の担当アイドルが、こんなにも。かっこいい。

 

そして。

 

『賭けみたいなもんだよ 運命なんてさ

ルーレットの結果論』

 

その直後。音が消える一瞬の間に。

「フッ」と。吐息が。

 

響き渡る観客の大歓声!!やりやがった!!次郎さんやりやがったな!!!と私は耐えきれずに思わず天を仰ぎました。そこで、スタンドにも広がるオレンジ、いや、金色とピンクに輝く海に気がつきました。そして、この大歓声は、ステージ上のアイドルへ全て向けられていることにも。

 

その光景は、

「見てくれ。これが。私の担当アイドルなんだ。最高に、かっこいいでしょ!!!」

と叫びそうになるほどの感動でした。

 

もしかしたら上から目線かもしれません。けれど、この会場、この時間、支配してるのは、間違いなく私の担当アイドルなんだと。私が手を差し伸べて、背中を叩いて、押して、少しずつ自分から歩いてくれるようになって、いつの間にか一緒に走っていた、次郎さんなんだと。こう思った瞬間、光に向かって走っていく次郎さんの背中が見えた気がしました。

 

この4分半の間、思いがあふれて、私は一切ペンライトを振ることも、声を上げることもできませんでした。

ステージ上にいるのは、本当は次郎さんじゃなかった。けれども、ヨシキさんが「アイドル・山下次郎」の魅力を理解し、手足のちょっとした動かし方や目線などにも気を配り、おそらく「きっと次郎さんならこうする」と考え抜き、それを全力で表現してくださったおかげで、あそこでGOLDを歌い踊っていたのは山下次郎だったと、やっぱり私の担当アイドルは最高にかっこいいのだと、そう実感できたのだと思います。

幕張2日目の後、「次郎さんがいた」「次郎さんがヨシキさんでよかった」と感極まってボロボロ泣きながら帰ったこともありました。

「次郎さんなら、きっとこんなステージを見せてくれる」という想像通り、いや、想像以上のパフォーマンスを見せてくださったヨシキさんには、感謝してもしきれません。山下次郎という可能性を信じてきてよかったと、アイマスのプロデューサーとして本当に幸せな時間だったと、1年近く経った今でも、そう思います。

 

 

最後に。

次郎さん。本当に素敵な方に、声をつけてもらえましたね。ゲーム内でも、最初は本気じゃなかったのに、最近は「俺はずっとここにいるよ」なんて言ってくれるようになって。そして気づいたら、私のずっと前を走ってくれるようになったんですね。でも、まだまだあなたのことを知らない人たちはたくさんいます。だから、これからも輝きの向こう側を目指して一緒に行きましょう。

私も、プロデューサーとして頑張ります。改めて、よろしくお願いします。

解散まであと3ヶ月。というところでWUGにはまりました。

 

今更ながらWake Up, Girls!にはまりました。

 

きっかけは青山吉能さんと高木美佑さんが「中島ヨシキのザックリエイト」に出演されたことでした。ザックリエイトは私がこの世で1番楽しみにしているニコ生の番組ですが、そのチャンネル内でお2人がラジオ番組を持つということで、企画会議にやって来た回のこと。

 

……この2人、めちゃくちゃかわいいな。

 

とピンと来て、ニコ生を見終わった後にWUGのMVをいくつか見ました。もともとWUGについては、シンデレラガールズの大槻唯役の山下七海さんがメンバーなことは知っていたので、しかも唯ちゃんガチ恋勢でななみんも死ぬほどかわいいとナゴヤドームで実感していた私は簡単に手が伸びたのです。

(メラドLVでカチッピュイッ/で叫んだことをよく覚えています)

 

落ちたきっかけはこれ。

https://youtu.be/i0IP777-yLg

 

の1番Aメロ、ななみんパート

「ノーはノーと選べない ありがたき幸せじゃん?」

の「じゃん?」のところを見た瞬間、

 

恋に落ちる音がしました。

 

あーーーこれはだめだーー!!と言いつつ、それからいろいろMVを見ていて、曲が尽く刺さる。何だこれ。みんなめちゃくちゃかわいいし。えっ……あー………これはやばい。何故。

ついでにLINEMUSICに登録してるので、曲を調べてみると…聞ける。聞く。ああ。これは。良い……!!

 

ライブ…見たい…だってもう解散しちゃうし。でもチケットなんて…と思っていたら、フォロワーさんから残っているとの情報。……行くしかない!!と、勢いでチケットを確保。

 

それから曲を漁り、これとかあれとか好きだと言っていたら、「だいたい田中秀和さんの曲」と言われ、あ、知ってる…と思い、アイマス曲を調べてみると納得。「Star!!」や「ススメ☆オトメ」、私の人生の応援歌である「自分REST@RT」を作った方でした。極めつけはメイトでふと流れてきて、デレ6thライブの先行用にどれを買うか悩んでいた私が即決した「いとしーさー♡」も作った方。田中さんが作られた曲以外も良い曲がとても多くて。

 

そして「HIGAWARI PRINCESS」を聞いたとき、衝撃を受けました。キラキラして、オシャレで、それでいて私の背中を押してくれるような。ちなみに「CRIMSON LOVERS」や「アンデッド・ダンスロック」がぶっ刺さってる人間なので、広川さん曲も大好きです。

 

Daily みんな輝ける

HIGAWARIのPRINCESSです

ちょっぴり成長してるかな?

しない子なんてどこにもいない

 

っていうところが大好きです。私が女だから余計に刺さるのか。ちょっと精神きついな、と思ったときには聞いてました。

 

そこから最初のアニメまでは何とか見て、いざライブへ。愛知の日曜夜公演に参加しました。一宮は住んでいたこともある馴染み深い市でもあり、不思議な気分。

ギリギリにチケットを確保したこともあり、2階最後列。でも会場はあまり大きくないので、じゅうぶんかな。ワグナーブレードとMIXペンラを装備し、きっかけはマイラジだし、とオレンジと水色にセットしていざ開演。

 

曲が始まった瞬間から鳥肌が立ちました。キレのあるダンスと目まぐるしく変わるフォーメーション。踊りながらでも全くブレない歌声。

みゅーちゃんはダンスがしなやかで、背が高いからか真ん中に立ったときのフォーメーションがより綺麗に見えて、よっぴーは歌声が本当に本当に綺麗で。

この2人に関してはインスタに感想をもりもり書いてるので、そっちを見ていただいて。

https://www.instagram.com/chil_imc/p/BuUCwvygvCq/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=1578d0ngzgk7h

あとまゆしいの気迫のこもったパフォーマンスでうっかり恋しかけたり(その後DセレのMV見てまた恋しかけてしまったり)。

 

そして。

 

こんな一体感。初めてだ。WUGちゃんも、ワグナーさんたちも、お互いに信頼し合って、熱をぶつけ合う。私たちの期待をWUGちゃんたちが超え、それに応えるようにWUGちゃんたちの期待をワグナーさんたちが超えていく。それの応酬。もうこんなことができるのは数えるほどだったからでしょうか。想いを届け合うようでした。

 

印象深かったのは「素顔でKISS ME」と「HIGAWARI PRINCESS」、「Polaris」、そして「Beyond the Bottom」。

素顔で〜はとにかくかっこよくて、HIGAWARIは先述の通り大好きだったので聞けて泣きそうになり、Polarisは序盤の歌詞の重さが昇華されて行くような歌声と演出が非常に印象的でした。ライブを見てより好きになった曲です。本気で毎日聞いてるかもしれない…。

 

そしてBeyond the Bottom。このパフォーマンスを見れたのは本当によかったと思います。曲が始まった瞬間真っ白に染まる客席と照明、スクリーン。

曲自体非常に良くて、壮大で神聖な雰囲気のある曲だと思っていましたが、サビ直前、まゆしいが「届け、届けーーー!!!」と歌い上げ、1番後ろから見ていた私まで、大きな感情の波となって届き、ペンライトを振る余裕が無くなるほど引き込まれました。荒野で立ち尽くしていたところから、一気に雲の上の晴れやかで光に満ちた世界に連れて行かれたような感覚。浮遊感。

 

この瞬間を目に焼き付けたい。ただひたすら彼女たちの想いとパワーを浴びたい。一生この空間とこの感情を覚えていたい。忘れたくない。

 

 

あのパフォーマンスを見ることができたことは、今後のオタク人生においても大きなポイントとなるような気がします。

彼女たち7人揃ってのパフォーマンスはもうきっと見られない。それでも、彼女たちの、Wake Up, Girls!の力は私の中で輝いている。それだけでも、私が見に行った価値はあったのかなと思います。

 

ファイナルライブを見届けることはできなかったけれど、これからも曲は聞くだろうし、皆が各々の道を歩いていくのなら、私は微力ながら応援したいと思います。何年もWUGを追いかけてきた人たちには敵わないだろうけれど、あの日受け取ったパワーのお返しが、少しでもできれば。

 

 

7人の道の先に、それぞれのポラリスが輝いていますように。